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世の中には涙を誘う感動的な物語や勇気付けられるさわやかな物語がたくさんあります。
本来ミステリ好きな管理人「おとぎ」が、色んな本を読んで感じたことを綴ります。
コメント、トラバ大歓迎!
特に、同じ本の感想のトラバは、こちらへのリンクが無くてもOKです!

管理人の読書感想サイト「おとぎのミステリルーム」もよろしく!
2006読了本ランキング(暫定・制作中)もあります。
おとぎのミステリルームのサーバーのジオシティーズが閉鎖になるので、過去の感想をこちらに再掲載しようと思っています。
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風の歌、星の口笛 (村崎友)
風の歌、星の口笛
風の歌、星の口笛
村崎 友
★★★
第24回横溝正史賞受賞作(2004年)。
地球から25光年離れた人類の住む星が舞台のSF色豊かなミステリ。
というよりも、ほとんどSFです。
神様マムの創造した世界での異変に乗じてある計画を企む男、事故から回復した後恋人スウの行方を探す青年、地球の滅亡を食い止めるために惑星プシュケを訪れた調査隊員。
3つの並行して語られる物語がどのように絡み合ってゆくのか、それが興味深いところです。
選考会では、綾辻・北村両氏が、比較的評価していたようですが、選評を読んだ印象からすると、これはかなり改稿されているみたいで、私としては結構読みやすかったし、SFとしてもそう悪くはないと思いました。
基本的に宇宙や未来を舞台にしたSFは好きだし、この作品は恋愛がテーマになっている面もあるので、読んでても飽きなかったです。
ミステリとしてみた場合、やや消化不良のところも。
島田氏ばりの大トリックも見ものですが、やはり謎が次々解明されてゆく過程の醍醐味が一番の面白さではないかと思います。
ただ、前半は丁寧に書いていて違和感もないのですが、後半はちょっと急ぎすぎの感じがあるし、ラストももっと感動的に仕上げて欲しかったです。
一応は、横溝賞のレベルではありそうですが、ミステリとしてなら「みんな誰かを殺したい」のほうが、各段にレベルが高いと思います。
本作はSF新人賞とかのほうがふさわしかったかも。
| ミステリ | 00:11 | comments(0) | trackbacks(1) |
新潟中越地震関連
新潟中越地震の被害に遭われた方に、心よりのお見舞いを申し上げます。
まだ余震が続く状況ですので、くれぐれもお気をつけください。

東海・東南海地震に備える身としては他人事ではありません。
個人的にも防災を心掛けるとともに、今回は義援金も送ろうかと思っています。

地震情報はかなり錯綜していましたが、インターネットでいち早く新潟県中越地震トラックバックセンターが立ち上がるなど、新しい成果が現われつつあります。
現地では停電していたのでネットで直接というのは無理でしょうが、iモード災害用伝言板サービス災害用伝言ダイヤルなど安否確認の積極的な動きがありました。NHKの安否情報も好判断だと思いましたが、今回でもパンク状態だったみたいで、東海地震の時の情報量はとてもさばききれないだろうな、というのが実感です。

以下は義援金などの情報です。

募金パークで新潟中越地震のクリック募金が出来ます。
一日1回クリックで1円の義援金となります。

平成16年新潟県中越地震に関する情報で、被害状況・義捐物資や義援金の受付についての情報が見れます。

同サイト内の新潟県中越地震災害義援金の受け入れページで、義捐金の振込先などがわかります。

セブンイレブン・イトーヨーカドーでも義援金の受付を開始しました。

日本赤十字社でも、義援金を募集しています。

はてなダイアリーでは、はてなポイントを義援金として使える企画が行われていますので、はてなに登録している方は参加してみてはいかがでしょうか?
25日12時半までで33万円もの募金が集まっているそうです。

この他情報をお持ちの方はコメント残してもらいたいです。
| 雑記 | 20:21 | comments(0) | trackbacks(1) |
図書館未読返却リスト
このところ、非常に読書欲があり、図書館通いも定例化しております。
やっぱり「本を選ぶときのワクワクゾクゾク感」がたまりません!
図書館中毒か?(笑)
略して「図書チュー」、図書館の中心で愛を叫ぶ、ですね。楽しい

しかし、ネット欲もあって、実は読書がそれほどはかどってないのが現実です。
でもって、期待を込めて借りたけれども、泣く泣く返さなければならなかったかわいそうな本のリストをあげておきます(最近のだけですよ)。
もし、おすすめの本などありましたら、コメントなど残してもらえると、本も浮かばれます(?)

「間宮兄弟」江國 香織
「七月七日」古処誠ニ
「半落ち」横山 秀夫
「図書館の神様」瀬尾まいこ
「自殺自由法」戸梶圭太
「イッツ・オンリー・トーク」絲山 秋子
「さよならの代わりに」貫井 徳郎
「図書館の水脈」竹内真
「まひるの月を追いかけて」恩田陸
「もっと、わたしを」平安寿子
「修羅の夏」新庄節美
「七度狐」大倉崇裕
「黒の貴婦人」西澤保彦

など・・・
| 雑記 | 17:21 | comments(4) | trackbacks(1) |
銀河鉄道の夜 (宮沢賢治)
銀河鉄道の夜
銀河鉄道の夜
宮沢 賢治
★★
(注)画像及びリンク先の本と実際に読んだ本は違います。
読んだのは、大活字本で、「座敷童子のはなし」と「グスコーブドリの伝記」が収録されています。
宮沢賢治の小説をまともに読むのはこれが初めてです。
あ、「注文の多い料理店」は教科書に載ってたけど・・・

「銀河鉄道の夜」
これなくしては、「銀河鉄道999」は生まれなかったという最も有名な作品であるが、あらすじは知らなかったです。読んで見た印象は読みにくいなあ、という感じ。文章もあまりうまいとは思わないし、カムパネルラとジョバンニの関係もイマイチよくわからないし、行動もちぐはぐで意味不明。
宇宙空間を舞台にファンタジックさはあるものの、ストーリーを成していない。
ちょっと辛口ですが、この作品は★だなあ・・・

「ざしき童子のはなし」
わずか7ページ。ざしき童子とはなにかを説明した小説(?)。
コメントのしようがない。「銀河鉄道」よりわかりやすい。★

「グスコーブドリの伝記」
これは良かったです。話もわかりやすく、テンポもよくストーリー性もあります。
結末は現在の感動小説、感動映画の原点とも言うべき展開で、それなりに哀しかったです。農業にも造詣の深い宮沢賢治ならではの小説ともいえるでしょう。
この小説なら、脚色して現在小説にしても充分通用する面白さがあると思います。
★★★
| 純文学 | 21:08 | comments(0) | trackbacks(1) |
愛犬マックス (関口 哲平)
愛犬マックス 誘拐DOGNAP
愛犬マックス 誘拐DOGNAP
関口 哲平
★★
文字通り「犬」の誘拐ミステリーです。
確かに愛犬家は、本当の子供のようにペットを飼っていたりするので、誘拐の対象になるってことはあるかもしれません。
その点では目の付け所が良いと思います。
しかも、日本の法律では、犬をさらっても「器物」の「窃盗」としかみなされず、身代金を要求しても「誘拐」にならず、「恐喝」にしかならないらしいです。
そういう点を前提に、愛犬家と犯人が駆け引きを展開するミステリですが、情感あふれる作品でした。
ミステリとしてはそんなに面白いとは思いませんでしたが、犬好きな人には色々考えさせられる内容ではないでしょうか?
帯の上原多香子の推薦の言葉を見て買ってしまった人も多いのでは?と思います。
私は、それで図書館から借りてしまいましたけど・・・。
| ミステリ | 20:28 | comments(2) | trackbacks(1) |
みんな誰かを殺したい (射逆 裕二)
みんな誰かを殺したい
みんな誰かを殺したい
射逆 裕二
★★★
第24回横溝正史ミステリ大賞優秀賞・テレビ東京賞を受賞した作品です。
先日、ドラマ化されてテレビでやってたようです。
青年が山の中で殺人の場面を目撃するところから話が始まりますが、非常に錯綜したストーリーでありながら、ドラマ化をとても意識した小説という印象です。
よくありがちな展開の中に作者の企みが潜んでいて、その仕掛け自体はミステリ的にはなかなか面白かったのですが、殺人シーンや謎解きシーンは確かにテレビドラマでよくありそうです。片平渚とか船越英一郎が出てきそう(笑)。
横溝賞の4人の選考委員の中では内田康夫氏だけがこの作品を大賞に押したみたいですが、さもありなんというべきか。
確かに、小説としての奥深さがちょっと足りない感じがするし、本格ミステリとしては細部の描写に物足りなさを感じるのも事実。
折原一の作品群に少し近いかも。
でも、仕掛け自体はとりあえず合格点は与えられそうです(なんの?)
まあ、比較的読みやすい小説ではあったので、もっとエンターティメント性を追求してゆけば、さらに面白いミステリが書ける作家なのではないかと思います。
| ミステリ | 22:37 | comments(2) | trackbacks(0) |
今日は読書と無関係の雑記です
プロ野球日本シリーズ第3戦は、結局西武が勝ちましたね。野球
一度は故郷島根の星、谷繁の満塁ホームランで逆転したのに〜。
西武は昔から好きではないのです。
なんたって大好きなロッテの天敵だから・・・
昔からロッテは西武を苦手としてるのです。(今年はオリックスにやられたけど)
もっとも万年Bクラスでは、どこのチームも苦手なんだけど(笑)
というわけで、一応三重に近い中日を応援してます。

孫社長のソフトバンクがダイエー買収に乗り出しました。
Yahooはいつかは出てくるんじゃないかと思ってましたが、やはりダイエー買収で来ましたか・・・・
私は、新球団はライブドアに任せてダイエーは楽天が買ってやれば、万事巧く行くと思ってたのですが、ライブドアも楽天も引かないから・・もう!
これでソフトバンクの買収が成功したら漁夫の利かも。
明らかに新球団よりメリットありますよ。
仙台はどうも楽天に軍配があがりそうですが、いっそこと共同経営にしたらいいのに。
球団名は「楽ライサンダース」ってのはどう?
単に楽ライ=落雷=サンダーと掛けただけですが。
でもって、支配化選手が36人。
3ダースだから怒りマーク
で、飼ってる犬がパトラッシュ・・・て、それはフランダース!怒りマーク

話はがらっと変わりますが、左のMyBlogListに「まよのにっきちょう」という読書と全く関係ないブログを入れています。
これがすごーく面白い。
貧乏人まよさんの明るくおちゃめな日記でファンも非常に多いです。
私も1ヶ月ぐらい前に知って、毎日チェックしてますよ。
| 雑記 | 22:57 | comments(0) | trackbacks(1) |
図書館個人情報流出について
三重県立図書館の図書館全利用者約十三万三千人の個人情報が外部に流出するという事件が起こりました。

13万3000人の個人情報流出の記事(伊勢新聞)

三重県立図書館、全利用者13万人余の個人情報流出 (朝日新聞)

システムメンテの外部発注にともなう流出で、よりによってノートパソコンが盗まれるという最悪の事態。
逆に考えると、盗難がなければ、データの流出は発覚しなかったということ。
データの持ち出しが日常茶飯事に行われているということでしょう。

全利用者ということなので、当然私のデータも入ってます。

犯人さん、見てくれてるかなあ・・・ヾ( ̄o ̄;)オイオイ、そういう問題じゃない!

図書館データ、とくに貸し出し記録は重要な個人情報ですよね。
借りる本の内容によっては、図書館のお姉さんに見せるのも恥ずかしい本もあるのですから・・・・
でも、県立図書館は割と硬派な本を借りているので大丈夫(?)
市立だとちょっとやばいかも・・・

まあ、冗談はこれぐらいにして、本当にこれは重要問題です。
図書館への信頼が揺らぎます。
図書館マニアとしては、見過ごすわけにはいきません。
確かに利用者のマナーの悪さも問題ですが、データの管理は慎重にやって欲しいです。

私の借りた本のリストを見れば、私がどんな趣味を持ち、どんな家計状況なのか、どういう職についているのか、類推するのが可能ですよ。
県立図書館からは年に100冊ぐらい借りているので、4年ぐらいで400冊ぐらいのデータがあるわけです。
その中にミステリとか普通の小説が過半数を占めているのですが、残りは実用書。
小説はホームページ作ってるぐらいだから、公開するのは全く問題ないのですが、小説以外は他人に見られたくないです。
盗難ということなら、流出を止めることはおそらく不可能なので、最悪わが身に難が及ぶことも覚悟してます。

県立図書館に関しては、設備・蔵書ともに充実した良い図書館だと思っていて、サイトでも、蔵書検索を始め、新着図書、予約本状況なども見ることが出来、非常に意欲的な印象を持ってたので、今度のことは非常に残念です。

三重県立図書館
| 雑記 | 23:09 | comments(0) | trackbacks(1) |
ドスコイ警備保障 (宝積光)
ドスコイ警備保障
ドスコイ警備保障
室積 光
★★★
聞いたことのない作家ですが、非常に楽しくてちょっぴり感動的なユーモア小説でした。
大相撲で廃業した力士の就職先として、警備会社をつくろう!というところから始まって、悲喜こもごものドラマが繰り広げられます。
全体に「おすもうさん」が常に登場しているので、それだけで面白い雰囲気がかもし出されています。お相撲さん意外にもたくさんの人々が出てくるのですが、皆暖かい人ばかり。陽気で前向きで親しみやすく、こんな人たちと暮らせたら楽しいだろうな、と思っちゃいます。まあ、デブだらけなんですが(笑)
一人一人の背景には、つらいことや悲しいこともあるのですが、最後にはハッピーエンド。
余韻はそれほどないのですが、読んで良かったなあ、と思える本です。
落ち込んでるときに読めば元気が出るかもしれません。
ストーリー展開や文章そのものは、まだまだ改良の余地があるような気がします。


| ユーモア小説 | 14:47 | comments(0) | trackbacks(1) |
ティータイム3 おとことおんなのミステリー
ひろしくんとようこさんふうふには、ふたりのこどもがいました。
さいしょにうまれたこどもはおとこで、それからいちねんごにうまれたこどもはおんなでした。
かぞくみんなうたがすきで、まいにちたのしくうたっていました。

あるひ、けいじさんがやってきました。
けいじさんは、したのこをみて「かわいいおじょうさんだねえ。」といいました。
そして、となりにいたうえのこにむかって「きみはおにいさん?」とたずねました。
うえのこはこたえました。(以下反転)

「いえ、あねです。」

音子ちゃんの言葉に、隣で音菜ちゃんが頷いていました・・・・






| ティータイム(小ネタ) | 21:45 | comments(0) | trackbacks(0) |