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世の中には涙を誘う感動的な物語や勇気付けられるさわやかな物語がたくさんあります。
本来ミステリ好きな管理人「おとぎ」が、色んな本を読んで感じたことを綴ります。
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雨恋 (松尾由美)
雨恋
雨恋
松尾 由美
総合評価★★★★
(感心度★★★★ 面白さ★★★ 読後感★★★★)
まずは帯がすごい!

「『文学賞メッタ斬り!』の大森望氏も涙!
 ありえない恋
 ラスト2ページの感動
 2005年ベスト1確実!のラブストーリー」
「世界がずっとこのままであればいい。ぼくはアメが永遠に止ま
 ないことを祈った、静かに深く彼女とつながりながら・・・。
 「雨の日は魔法。小さな奇蹟があなたの心に水分を補給します。
  あの松尾由美が、こんなにストレートな切ない恋愛を書くなんて」 
                      ー大森望 」

この帯を見たら、読まずにはいられないですよ。
今年度のベスト帯大賞があれば、最有力候補でしょう。
でもって、読んで見た感想は・・・・。
確かに素晴らしい作品です。いわゆる幽霊物なのですが、着想といい、物語展開といい申し分ない出来です。感動もしました。
でも、さすがに帯は誉めすぎでしょう。これは恋愛ものともいえますが、全編通して犯人探しのミステリ色が強く、それにファンタジー要素が絡んでくる感じなので、ラブストーリーとしては異色の部類かと。
さらにラストも果たして最高の演出といえるかどうか疑問。これは人によって感じ方がいろいろでしょう。かなり感動する人もいるはず。
この作品はやっぱり「松尾由美」です。「松尾由美」色が非常に強い。安楽椅子探偵や犬の物語と通ずるものがあります。とすれば、大森氏の驚きは、私には共感できません。
さらに気になるのは千波のキャラ設定。妙に気が強かったり、開き直ったりで、私のイメージするところの女性とは少し違う感じ。このキャラ設定次第では、もっと感動的な物語になったのではないか、と勝手に思っています。
越谷オサムの「ボーナス・トラック」と似た設定(これは幽霊側から描いているが)ですが、前向きな感じとラストの美しさではボーナストラックの方が良かったように感じました。
しかし、それなりに感動的なラブストーリーであることは間違いなく、是非他の人にもオススメしたい作品です。
| ミステリ | 21:45 | comments(2) | trackbacks(7) |
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| - | 21:45 | - | - |
こんばんは。
はじめまして、よしと申します。
やはり、松尾由美さんなのですか?
初めてでしたのでちょっと、思ったより良かったのです。
他の松尾さんの作品も読もうと思いました。
今後もよろしくお願いします。
| よし | 2005/03/13 11:11 PM |
よしさん、はじめまして。
松尾由美さんは、SFミステリの「バルーンタウン」シリーズが有名なのです。
他にも色々タイプの違う作品を書いてらっしゃいますが、「雨恋」に比較的近いのは、犬が出てくる「スパイク」かも知れません。
「雨恋」は松雄さんの代表作の一つに数えてもよい出来だと思います。
| おとぎ | 2005/03/14 10:03 PM |









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