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世の中には涙を誘う感動的な物語や勇気付けられるさわやかな物語がたくさんあります。
本来ミステリ好きな管理人「おとぎ」が、色んな本を読んで感じたことを綴ります。 コメント、トラバ大歓迎! 特に、同じ本の感想のトラバは、こちらへのリンクが無くてもOKです! 管理人の読書感想サイト「おとぎのミステリルーム」もよろしく! 2006読了本ランキング(暫定・制作中)もあります。 おとぎのミステリルームのサーバーのジオシティーズが閉鎖になるので、過去の感想をこちらに再掲載しようと思っています。 2004.11.28 Sunday
極限推理コロシアム (矢野龍王)
極限推理コロシアム 矢野 龍王 ★★★ 第30回メフィスト賞。 館もの、孤島ものの王道をゆく本格ミステリです。 「夏の館」と「冬の館」に集められた無関係の14人が、一人づつ殺される間に犯人を指名しなければならないという設定(本当はもっと複雑ですが)は、本格ミステリファンが泣いて喜びそうな設定ですね。 「十角館の殺人」、ひいては「そして誰もいなくなった」を思わせる緊迫した展開が予想されます。 実際、中盤はそれなりに面白く、誰が殺されたとか、アリバイがどうだとか、ごちゃごちゃしてなくて非常にわかりやすかったです。 解決編も、それほど無理のないものですし、意外性もそれなりにあり、1つのアイディアとしては成功しているのではないでしょうか? ストーリーも多少のさわやかさを取り入れながら、無難に展開させていたかも。 一応、本格ミステリとして楽しませてもらいました。 しかし、問題点も多いですね。 とにかく大雑把過ぎるのです。 設定が強引過ぎるのは許されるとしても、その説明が無さ過ぎ。 さらに、犯行方法の必然性などは全く言及なしなので、推理する部分が少なすぎる印象を受けました。 例えば綾辻さんとかだったら、もう少し細かく手がかりを散りばめるでしょうし、西澤さんとかなら、論理的推理を組み立てると思うのですが・・・・ 推理として感心したのは、最後の部分だけ。 まあ、逆に言えば、素人が書いた作品という感じなので、それはそれで「巧く」なくてもいいのかな、とも思うのですが。 初期の歌野さんみたいなもので、作品のレベルうんぬんより、確かにそれを楽しんで受け入れている時代もあったわけですし。 このようなミステリがあってもよいかなとも思います。 それにしても読売テレビでドラマ放送したみたいですが、DVDにもなっているんですね。 柏原崇と綾瀬はるかですか・・・ うーん、見たかった!! ドラマの方は確かに面白そうですね。 コメント
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矢野龍王「極限推理コロシアム」講談社ノベルス [Amazon] [bk1] 評...
| Breezy days | 2005/01/31 11:17 PM |
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