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世の中には涙を誘う感動的な物語や勇気付けられるさわやかな物語がたくさんあります。
本来ミステリ好きな管理人「おとぎ」が、色んな本を読んで感じたことを綴ります。 コメント、トラバ大歓迎! 特に、同じ本の感想のトラバは、こちらへのリンクが無くてもOKです! 管理人の読書感想サイト「おとぎのミステリルーム」もよろしく! 2006読了本ランキング(暫定・制作中)もあります。 おとぎのミステリルームのサーバーのジオシティーズが閉鎖になるので、過去の感想をこちらに再掲載しようと思っています。 2007.10.10 Wednesday
たらいまわし本のTB企画第38回 「何か面白い本ない?」という無謀な問いかけに答える
今回超ひさしぶりにたらいまわし本のトラックバック企画に参加してみたいと思います。
たらいまわし本のトラックバック企画とは? 今回の主催者は、 「りつこの読書メモ」のりつこさん。 今回のテーマは、 「何か面白い本ない?」という無謀な問いかけに答える です。 本好きの人なら一度は言われたことがあるのではないでしょうか、このセリフ。こんなことを言われても、その人がどんな本を好むのかも、今までどういう本を読んできたのかも、何を面白と思うのかもわからなければ、答えようがありません。それでもこう聞かれたら、何が何でも面白いと言わせる本を紹介したい!この挑戦を受けて立ちたい!と思いませんか? というわけで、私が紹介するのはこの本。 恩田陸の「ドミノ」です。 面白い=笑える、と無難に解釈したら、この本が思い浮かびました。 コメディやユーモア小説を得意とする作家は沢山いますが、この作品は恩田さんが書いた、というのがミソ。 普段は「神秘的なミステリ」とか「おどろおどろしいホラー」とか「濃密な超能力者の世界」とか、時には「日常系や青春系の物語」もありますが、何を血迷ったのか(笑)、この作品では信じられないほど暴走してます! そりゃ、戸梶圭太ほどの爆走ぶりはないですが、それでも大爆笑でした。 不条理でもなんでもなく構成はちゃんと考えられているし。 まあ、多くの人の息抜きにはちょうどいい本ではないでしょうか? あらすじとか全然説明してないけど、まあいいや。 うーむ、はてなではやっぱりトラバできないみたいですね・・・・・ 2005.06.04 Saturday
ぶたぶた日記 (矢崎存美)
ぶたぶた日記 矢崎 存美 総合評価★★★★ (感心度★★★ 面白さ★★★★ 読後感★★★★) 最近読書量が極端に少ないので、軽めのものを1冊読んでみました。 ぶたのぬいぐるみ(実は中年おやじ)が主人公の、おなじみ「ぶたぶた」シリーズです。 今回は、エッセイ教室が舞台で、なんとぶたぶたさんが生徒になって、講師や他の生徒の人生に波紋を巻き起こす(?)のです。 いつものことながら、ちょこちょこ動き回る様を想像すると、それだけで楽しくなるのですが、本作ではそんなぶたぶたさんの厳しい現実にも触れていて、なんだか現実味があります。 登場人物たちが「ぶたぶた」さんの心に打たれて癒されるのですが、読者である私自身もすごく学ぶところが多いです。 とても楽しく読めたのですが、あっという間に終わってしまったのがちょっと物足りないかな。 ぶたぶたの話は、もっともっと読みたい気がします。 2005.01.21 Friday
ボーナストラック (越谷オサム)
ボーナス・トラック 越谷 オサム 総合評価 ★★★★ (感心度★★★ 面白さ★★★★ 読後感★★★★) 第16回ファンタジーノベル大賞優秀賞受賞作。 幽霊が活躍するユーモアホラーですが、読後感は良かったです。 ある夜、ひき逃げを目撃し、被害者を介抱した草野の前に、幽霊が現われます。それは、介抱むなしく死んでしまった被害者の若者亮太の幽霊です。最初はいぶかしがっていた草野ですが、やがて二人は一緒にひき逃げ犯人探しをし始め・・・。 というような展開なのですが、この幽霊がなかなか面白いやつです。草野の性格も好きだし、ハンバーガーショップの店員たちもいい感じで、ミステリ興味もあって読んでて面白かったです。 「幽霊物」というと本格的なホラータイプの作品より、こういうお気楽系の話が好みです。しかも後半はなかなか感動的な場面も。おもわずジーンと来ます。 今気づいたですが、私って「タイムトラベル系」と「幽霊系」の作品が特に好きみたいですね。宮部さんの「あかんべえ」も幽霊物ですし。 2004.12.26 Sunday
都立水商! 室積 光
都立水商(おみずしょう)! 室積 光 ★★★★ 「笑い、そして感動しながら一気に読んでしまいましたーおとぎ」 思わず帯に載せたくなっちゃうぐらい面白い! 宝積氏の「ドスコイ警備保障」も面白くて感動したのですが、本作はそれ以上! そもそも「水商売専門の高校」を作ってしまおうという発想自体が斬新なのですが、その高校での出来事が予想以上に人情味溢れています。確かにちょっとうまく行き過ぎな面もありますが、考え方がしっかりしていて、色んな行動に筋が通っている点を見れば、必ずしも絵空事ではないのかも知れません。 偏見や差別のない眼で、本当の人間の幸せを考えれば、こんな高校があってもいいのかも。いえ、むしろ絶対に必要なのかも知れません。 取り扱っている内容は、ともすれば暗くなるようなものも含まれているにも関わらず、すべて前向きに明るくとらえて描いているのも非常に好感を持てます。 登場人物みんな好きです! 2004.10.16 Saturday
ドスコイ警備保障 (宝積光)
ドスコイ警備保障 室積 光 ★★★ 聞いたことのない作家ですが、非常に楽しくてちょっぴり感動的なユーモア小説でした。 大相撲で廃業した力士の就職先として、警備会社をつくろう!というところから始まって、悲喜こもごものドラマが繰り広げられます。 全体に「おすもうさん」が常に登場しているので、それだけで面白い雰囲気がかもし出されています。お相撲さん意外にもたくさんの人々が出てくるのですが、皆暖かい人ばかり。陽気で前向きで親しみやすく、こんな人たちと暮らせたら楽しいだろうな、と思っちゃいます。まあ、デブだらけなんですが(笑) 一人一人の背景には、つらいことや悲しいこともあるのですが、最後にはハッピーエンド。 余韻はそれほどないのですが、読んで良かったなあ、と思える本です。 落ち込んでるときに読めば元気が出るかもしれません。 ストーリー展開や文章そのものは、まだまだ改良の余地があるような気がします。
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