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世の中には涙を誘う感動的な物語や勇気付けられるさわやかな物語がたくさんあります。
本来ミステリ好きな管理人「おとぎ」が、色んな本を読んで感じたことを綴ります。
時にはティータイムでSSや小ネタ、ミステリもどきなどで一服を。

コメント、トラバ大歓迎!
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管理人の読書感想サイト「おとぎのミステリルーム」もよろしく!
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グランド・フィナーレ (阿部 和重)
グランド・フィナーレ
グランド・フィナーレ
阿部 和重
総合評価★★
(感心度★★ 面白さ★★ 読後感★★)
今年の芥川賞受賞作ですが、あまり話題にならなかったのもしょうがないかなあ、という印象です。
表題作以外にも短編が収められていますが、印象薄。
表題作は、ロリコン趣味の男の話で、前半はまあまあ読めたのですが、後半がもう一つ。本当は後半が感動できるように、書かれてあるような気がするのですが、クライマックスあたりではほとんど無感動状態に陥っていて消化不良でした。
「ニッポニアニッポン」とリンクする部分もあったので、世界観としては同じなのかなとも思いますが、テーマを絞っている分、「ニッポニア・・・」のほうが好作品のような気がします。
他の方の書評を読んでも、どうも評判がよろしくないようです。
過去の作品のほうが良いという声も多いので、機械があれば別の作品も読んでみたいです。
| 純文学 | 04:45 | comments(6) | trackbacks(3) |
逃亡くそたわけ (絲山秋子)
逃亡くそたわけ
逃亡くそたわけ
絲山秋子
総合評価★★★
(感心度★★★ 面白さ★★★★ 読後感★★★)
少しづつ知名度が上がってきている絲山秋子さんですが、これが初読みになります。
著者の初の書き下ろし長編ということでも注目の1冊ですね。
福岡の精神病院を抜け出した「わたし」と「なごやん」の逃亡劇が描かれているのですが、二人のやり取りが時にはあたたかく時にはせつなく、何とも言えない雰囲気を醸し出しています。
薬を常用しなければならない入院患者の実態を映し出すとともに、絶望と希望の間で揺れる微妙な心理を巧く表現しています。
生粋の九州人の「わたし」と名古屋育ちで東京に執着する「なごやん」の対比は愉快で、非常にローカルな小説なのですが、面白く読めました。
これは意外に好作品かもしれません。
私が審査員だったら、この作品なら芥川賞に推したいですね!
| 純文学 | 22:32 | comments(3) | trackbacks(7) |
天国で君に逢えたら (飯島 夏樹)
天国で君に逢えたら
天国で君に逢えたら
飯島 夏樹
総合評価★★★
(感心度★★★ 面白さ★★★ 読後感★★★★)
中田英俊推薦で話題となった本書の作者、飯島夏樹さんが、一昨日お亡くなりになられました。ご冥福をお祈りいたします。
ニュースを見て、たまたまこの本が手元にあったので、緊急に読了しました。
病院内で手紙代筆屋を営むことになった精神科医野々上純一の眼を通して、死期の迫る患者たちとその家族の思いを描いている作品ですが、作者自身の闘病生活を考えると非常に深い感慨があります。
文章自体はとても読みやすく、すらすらと読みすすめられますが、そこで繰り広げられる数々のエピソードには胸を打たれるでしょう。
人は生きている間に何をすべきなのか、考えさせられる1冊でした。
| 純文学 | 21:57 | comments(0) | trackbacks(0) |
ニッポニアニッポン (阿部和重)
ニッポニアニッポン
ニッポニアニッポン
阿部 和重
総合評価★★★
(感心度★★ 面白さ★★★ 読後感★★★)
直木賞作家阿部さん初読みです。
この本は題名の通り、学名ニッポニアニッポン、すなわちトキのお話です。
トキに対して異常なまでの執着を見せる青年の奇行を描いた作品で、わかりやすいテーマです。おお、文学!って感じの内容です(うーむ、これじゃ伝わらないか)
最初はあんまり面白くないなあと思ってたんですが、途中から結構味のある話になってきます。文体は違いますが、舞城作品に通じるような感じもします。
終わってみればそこそこ読みやすかったかなあ、と思います。
トキの保護政策の批判などもあって社会派文学要素もあります。
初めてこの作家を読むには、軽めで丁度いいのではと思います。
ただ、テーマ自体が肌に合わない人もいるかも。
| 純文学 | 20:23 | comments(2) | trackbacks(3) |
銀河鉄道の夜 (宮沢賢治)
銀河鉄道の夜
銀河鉄道の夜
宮沢 賢治
★★
(注)画像及びリンク先の本と実際に読んだ本は違います。
読んだのは、大活字本で、「座敷童子のはなし」と「グスコーブドリの伝記」が収録されています。
宮沢賢治の小説をまともに読むのはこれが初めてです。
あ、「注文の多い料理店」は教科書に載ってたけど・・・

「銀河鉄道の夜」
これなくしては、「銀河鉄道999」は生まれなかったという最も有名な作品であるが、あらすじは知らなかったです。読んで見た印象は読みにくいなあ、という感じ。文章もあまりうまいとは思わないし、カムパネルラとジョバンニの関係もイマイチよくわからないし、行動もちぐはぐで意味不明。
宇宙空間を舞台にファンタジックさはあるものの、ストーリーを成していない。
ちょっと辛口ですが、この作品は★だなあ・・・

「ざしき童子のはなし」
わずか7ページ。ざしき童子とはなにかを説明した小説(?)。
コメントのしようがない。「銀河鉄道」よりわかりやすい。★

「グスコーブドリの伝記」
これは良かったです。話もわかりやすく、テンポもよくストーリー性もあります。
結末は現在の感動小説、感動映画の原点とも言うべき展開で、それなりに哀しかったです。農業にも造詣の深い宮沢賢治ならではの小説ともいえるでしょう。
この小説なら、脚色して現在小説にしても充分通用する面白さがあると思います。
★★★
| 純文学 | 21:08 | comments(0) | trackbacks(1) |
介護入門
介護入門
介護入門
モブ・ノリオ

第131回芥川賞。第98回文学界新人賞。
バンド活動などの経験をもつ著者が、寝たきりの祖母の介護を通して感じたままを率直に語った小説です。。
文体は、連続文体(本当はなんと表現したらいいのでしょう)。
舞城氏などにも見られるが、とにかく会話が少なく段落が少ない。台詞でいちいち改行しない。
ある意味、文字数が多いので中身が充実しているともいえます。
文体そのものには抵抗がなかったのですが、テーマが次々と入れ替わり、作者の言いたいことがよくわからなかった印象です。
若い人にとってはこのぐらいのスピード感があったほうが読みやすいのかも知れませんが・・・。
ただ、文学性は非常に高く作者はかなり教養があると思います。
純文学作品として芥川賞を受賞したのは、一応妥当といえるでしょう。
私にはあまり好みの小説とは言えませんでした・・・
| 純文学 | 08:10 | comments(0) | trackbacks(0) |