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世の中には涙を誘う感動的な物語や勇気付けられるさわやかな物語がたくさんあります。
本来ミステリ好きな管理人「おとぎ」が、色んな本を読んで感じたことを綴ります。
時にはティータイムでSSや小ネタ、ミステリもどきなどで一服を。

コメント、トラバ大歓迎!
特に、同じ本の感想のトラバは、こちらへのリンクが無くてもOKです!
このブログ全般に関するコメントは、掲示板(サイトと兼用)にどうぞ!
管理人の読書感想サイト「おとぎのミステリルーム」もよろしく!
2006読了本ランキング(暫定・制作中)もあります。
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イニシエーションラブの文庫版が100万部だそうで
乾くるみさんのイニシエーションラブの文庫版が100万部に達したそうで驚きです。
当ブログで感想書いたのが2004年なので、もう10年も経つんですね。
最近本屋で見つけてちらっと立ち読みしたんですが、解説が丁寧ですね。
あらためて乾さんの仕掛け作りの妙に感心しました。

そういえば私といえば最近はミステリから遠ざかっており、いやそもそも読書からすっかり。
忙しいもんで手軽に読める漫画やアニメのほうへ流れてます。
アナザーとか新世界よりとか。
| ミステリ | 00:03 | comments(0) | trackbacks(0) |
九月の恋と出会うまで
松尾由美さんお得意のSF恋愛ミステリ。
やはり巧い。
雨恋もそうだったのですが、この手の作品を書かせたら右に出る者はいないと思いますね。
女流の方で、SFにミステリや恋愛小説を融合させる書き手といえば、恩田陸さんや有川浩さんが思い浮かびますが、恩田さんはホラーやミステリ的側面を重視してる感じですし、有川さんはSF設定でもベタ甘な恋愛ストーリーが持ち味ですので、松尾さん独特の立つ位置があるみたい。
今回は、壁から過去の声が聞こえてくる、というなんとも奇妙な設定で始まります。
その声の主は?というのが最大の謎なのですが、まず会話の目的そのものがわからないので、かなり興味深く読み進めてゆくことができます。
後半は、ミステリらしい驚くべき真実も用意されており、まずまず満足できる内容でした。
ただ、ここで表現されている恋愛感に関してはちょっと感情移入しづらかった、というのが正直な感想です。
しかし、ミステリとしてはなかなか良い作品だと思いました。
この作品を気に入った人には、「雨恋」や「スパイク」もおすすめします。
評価:
松尾 由美
新潮社
¥ 1,470
(2007-02-21)
| ミステリ | 22:25 | comments(0) | trackbacks(0) |
晩餐は「檻」のなかで (関田 涙)
非常に限定された条件の中での殺人推理ゲームを描いたミステリ。
なかなか知的論理ミステリです。
7人の人間が殺人者・被害者・共謀者・傍観者・邪魔者・監視者・探偵という役割を与えられ、殺人事件に挑戦することになるというとんでもない強引な設定です(笑)
閉じられた空間の中であらかじめ定められたルールは、まさに非現実的なゲームにあわせて創られたもので、ご都合主義といえばご都合主義。
一瞬、かの「推理コロシアム」を思い出しちゃいました(笑)
しかし、こういうゲーム的な仕掛けのあるミステリが好きな人には結構おすすめ。
ストーリー自体も意外にあっさりしていてねちっこくありません。
私は割と面白かったのですが、通のミステリファンにはちょっと物足りない解決かも。
| ミステリ | 21:00 | comments(0) | trackbacks(0) |
エンド・クレジットに最適な夏 (ミステリ・フロンティア 33)(福田 栄一)
ミステリ・フロンティアには時々こういう作品があります。
大学生の主人公がある事件に巻き込まれ、その調査の過程でまた新たな事件に関わることになり、それを調べる中でまたまた別の事件に・・・・という、ノンストップ青春ミステリ?です。
福田 栄一さんというのは初読みになるんですが、既に数作品出してらっしゃるようです。
読みやすくてまあまあ楽しめました。
主人公がハードボイルドなんですが、大学生なのでやはり限界も。しかし、交渉術に長けてるあたりが特徴ですか。ちょっとうまく行き過ぎのご都合主義的な面も感じられました。
謎も結構あるので、退屈することはないですが、ストーリーがやや平坦かもしれません。クライマックスっていう感じじゃないし。まあ、こういう物語の運び方自体が、この小説の特徴でもあるのですが。
もちろん、驚きの展開もあるので、ミステリ・フロンティアの1冊として充分価値あるミステリだと思いました。
うーん、なんだか感想が書きにくいな〜。
| ミステリ | 21:32 | comments(1) | trackbacks(0) |
各種ランキングの季節がやってきました
今年も小説やミステリの各種ランキングの季節になりました。
10月ごろで大体対象本が出揃いますよね。
ランキングの発表はまだかなり先ですが、「このミステリーがすごい!」とか「本格ミステリベスト10」とか、本の雑誌のベスト本とか、文春のベストミステリとか・・。
今年発売された本は、ほとんど読んでないので自分ではなんとも評価できないのですが、ネットの評価などでランキング等予想してみたいと思います。
といっても、かなり適当。
一応、「このミス」のランキングを想定して。
これが漏れてるよ〜、とかこんな本があるよ〜、とかご意見、ご感想是非どうぞ。
意見を汲み取ってちょっとずつ変えていこうかな・・・。

1位 赤朽葉家の伝説 桜庭一樹
2位 楽園 宮部みゆき
3位 ソロモンの犬 道尾秀介
4位 女王国の城 有栖川有栖
5位 収穫祭 西澤保彦
6位 密室殺人ゲーム王手飛車取り 歌野晶午
7位 リベルタスの寓話 島田荘司
8位 サクリファイス 近藤史恵
9位 船戸与一 満州国演義1・2
10位 鯨の王 藤崎 慎吾
以下・・・・
首無の如き祟るもの 三津田信三
果断 隠蔽捜査2 今野敏
心臓と左手 座間味くんの推理 石持浅海
ジェネラル・ルージュの凱旋 海堂尊
水上のパッサカリア 海野 碧
シャーロック・ホームズと賢者の石 五十嵐貴久
インシテミル 米沢穂信
片眼の猿 道尾秀介
九月の恋と出会うまで 松尾由美
最愛 真保裕一
沈底魚 曽根圭介
夜明けの街で 東野圭吾
交渉人遠野麻衣子・最後の事件 五十嵐貴久  ・・・・などなど

うーむ、明らかに本格ミステリに偏りすぎてますね(笑)
| ミステリ | 22:08 | comments(0) | trackbacks(0) |
乱鴉の島(有栖川 有栖)
評価:
有栖川 有栖
新潮社
¥ 1,785
(2006-06-21)
ミステリ界ではひとつのジャンルを形成している”孤島もの”と呼ばれるミステリ。
有栖川さんの孤島ミステリの代表作といえば、「孤島パズル」がありますが、それは非常に緻密な論理が展開されるパズルミステリでした。
今度の作品は、社会学者の火村と有栖川が活躍するシリーズで、やや推理の部分が弱いとような気がしました。
人間模様や犯罪の背景もかなり特殊でその点は評価できますが、トリックや論理展開の面ではやや精彩を欠いた感じも・・・・。
ただ、「なぜ、このメンバーが島に集まったのか?」という謎に関しては最後まで引っ張れる魅力的な謎で、その点は楽しめたし、やっぱりこのミステリの一番書きたかったところだと思います。
緊迫感はなく、淡々と流れる感じで読みやすかったです。
| ミステリ | 20:05 | comments(0) | trackbacks(1) |
十月は二人三脚の消去法推理 私立霧舎学園ミステリ白書(霧舎 巧)
おなじみ霧舎学園シリーズ7冊目。
このシリーズは亀さんペースで一体いつになったら完結するやら。
前回までのキャラが出てきたりしても、ずっと前に読んでるんで「この人誰?」状態です(笑)
今度の作品はテーマが「消去法」なのですが、あんまりピントきません。
むしろ設定が運動会だったので、わかりやすくストーリーを楽しめました。
本自体を使った仕掛けも、いつものレベルよりは低いと思いますが、鋭さは残ってますね。
軽い探偵ミステリタッチと、論理性あふれる本格ミステリタッチの癒合にはすっかり慣れてしまいましたが、あいかわらず読者を激しく選びそう。
トリックや意外な犯人、暗号などミステリの小道具の基本をきっちり抑えた優れた本格ミステリなのですが、如何せん、シチュエーションそのもので敬遠する方も多く、毎回の評価は驚くほど低いんです。
私はこのシリーズを非常に評価しているのですが、それはやっぱり1作1作すごく作者の工夫のあと、苦心のあとを感じるからです。
もっと軽くすれば刊行ペースを早くできるでしょうが、中身のミステリレベルを落とさずにしかも新たな仕掛けを用意し続けるのは大変なことだと思うのです。
おそらく霧舎さんの頭の中には、3月までの構想は漠然と出来上がってるのだと思いますが、このシリーズが完結した折にはその壮大な構想力に驚かされることでしょう。
| ミステリ | 00:05 | comments(0) | trackbacks(0) |
天帝のつかわせる御矢(古野まほろ)
評価:
古野 まほろ
講談社
¥ 1,617
(2007-06-08)
90年代のパラレルワールド。
西満州に攻められ陥落寸前の東満州から東京へ向かう超豪華寝台列車、環大東亜特別急行「あじあ」に、特命を帯びた頸草館高校3年古野まほろと柏木照穂が乗り込む。
列車内で起こるバラバラ殺人に始まる連続殺人事件!
交錯する推理対決の果てにたどり着く真相とは?

前回レビューした「天帝のはしたなき果実」の続編です。
ストーリーやキャラは、完全に前作につながっていますが、今回は外国を走る列車が舞台なので、新たな乗客キャラが中心です。
頸草館高校の面々の場面も挿入されていますけど。
この作品は、前作に続けて読んだのですが、読む前からもう楽しみで楽しみでしょうがなく、1ページ1ページじっくり読みました。
満州と列車内の話なので、前作ほどのインパクトはなかったのですが、それなりに楽しめました。
殺人が起こり推理する展開は前作と同じ流れなのですが、最後はもうびっくり。
前回をはるかに凌駕するものすごいことになっちゃいました。
今までの推理はなんだったんだ〜!と突っ込まずにいられないほど。こんなのアリかよ。
まあ、薄々は危惧してましたが、ここまで激しい展開だとは!
雰囲気的にはまだ続編がありそうですが、考えるのも恐ろしい。
ミステリのシリーズ物って、大作になるとどうしても対決物になっちゃうんですかね。
相変わらず推理と伏線は巧妙で、大胆なトリックを惜しげもなく捨てトリックに用いるところなどやはり並のミステリではありません。
本格ミステリの神様には叱られそうなミステリですが、この中盤部分までは大いに微笑んでくれるでしょう。
| ミステリ | 19:24 | comments(0) | trackbacks(0) |
天帝のはしたなき果実(古野まほろ)
評価:
古野 まほろ
講談社
¥ 1,680
(2007-01-12)
メフィスト賞に新たな大作が生まれました!

日本ミステリの至宝「虚無への供物」に連なる超大作本格ミステリ。
舞台は90年代のパラレルワールド。大日本帝国のとある進学校。
ブラスバンド部を中心に起こる連続殺人事件。

中盤にある本格ミステリとしての論理の醍醐味は大満足です。

とまあ、ラストまで大歓声のうちに読み終えたのですが、「流石にこれは批判の嵐だろうなあ」と危惧してたらやっぱり他の方のネットの感想では結構ぼろくそです。
それにしても、皆さんの知識量と分析力には感服します。すごく参考になりました。
私なぞ、前半部は5割以上意味がわからなかったのですが、それでも楽しめました。
横文字だらけで確かにツライですが、あまり深く考えないで読んじゃう私のようなタイプのほうが意外と合ってるかも。
細かい矛盾点など全く気にしないタイプですんで。
1回目でチンプンカンプンだった設定も、再読すると人物関係や伏線などもよくわかり、あらためて感心しました。
まあ、本格ミステリと言い切るのには難がありますが(どうしてみんな人外魔境方面に行くんでしょうねえ)、個人的には今年一番の収穫といえます。
キャラが意外と気に入ってます。女性陣はもちろんですが(特に栄子さん)、志度一馬がお気に入りです。
会話に関しても難解さとウイットの効いた面白さを併せもっていて、再読してもやはり楽しかったです。
死体を記号的に扱っていたり、主人公が病気持ちだったりして、生理的に受け付けない人もいるだろうし問題点も数多く指摘できるでしょうが、それもひっくるめて独自の世界観を構築したミステリといえるでしょう。
いろんな意味でこれだけ度肝を抜かれたのは「コズミック」以来かな。
あれも推理部分はおもしろいんだけどなあ・・・。
| ミステリ | 21:18 | comments(0) | trackbacks(0) |
四神金赤館銀青館不可能殺人(倉阪 鬼一郎 )
なんとも漢字ばっかりのタイトルですが、おなじみ倉阪鬼一郎さん。
おなじみといっても、かなりミステリ通でないとおなじみじゃないかも(笑)
倉阪さんといえば、本格ミステリチックの幻想ミステリやユーモアミステリなどで有名ですが、なにせ三重県の人なので、図書館などにも意外と蔵書が多いんです。
しかも結構多作なもんで、ノベルズから単行本と幅広く。
仕掛けが好きな人で、毎回いろんな趣向を凝らしてくれます。
本の案内文とか読むと、いつもなんか期待わくわくという感じ。
で・・・・この人ほど期待を裏切ってくれる人は少ないでしょう。
読み終わって、「なんだ、この仕掛け?」ってがっかりする以前に物語の内容の分からないことがいやはやなんと多いことか。
名作ミステリの評価を受けている某作品も、私いまだに何がすごいのかさっぱりわかっていません。
そんな状態ながらも、懲りずについつい読んでしまう倉阪さん。
全然、面白くないのに(すみません)かれこれ10冊以上は読んでますね〜。不思議。

ところが驚いたことにこの「四神金赤館銀青館不可能殺人」はめずらしくというか、初めて期待を裏切らない作品でした!
なんと最後まで話の内容についてゆけました!(爆)
いわゆるバカミスに分類される作品なので、一般読者にはなかなか受け入れられそうにないですが、お遊びミステリが好きな人には結構いけるかも。
私が読んだ倉阪作品の中で最高の出来だと思います。
謎のすばらしさ、伏線の巧妙さ、大胆なトリック、ストーリーに隠された仕掛け・・・・どれも実に見事です。
綾辻さんの「館シリーズ」にまぜても違和感ないぐらいです!(...いや、あるでしょ)
すべてがすっきり解決され、爽快だったのも倉阪作品では初めてかも。
私のミステリレベルにピタリとマッチした本格ミステリでしたよ。
どうみてもちょっと褒めすぎですが、星4つの評価にしておきます。
| ミステリ | 21:07 | comments(0) | trackbacks(1) |